吉祥寺ハーモニカ横丁の変遷
吉祥寺ハーモニカ横丁に僕が初めて足を運んだのが25年以上前の話になります。当時は北口駅前がまだ再開発されてなくバスロータリーもスペースが小さい頃でした。
混沌とした北口駅前の一角にある商店街と言う印象でした。
その後、学生から社会人になり90年前後の週末は、なぜか吉祥寺に行くことが常態化しました。
行き付けのお店で飲んでから、21時過ぎにハーモニカ横丁を通るとシャッターが閉まっていて(魚屋さんや八百屋さんなど営業が終わっていると言う意味と、空き店舗になっているの2通り)何だか薄気味悪い印象がありました。
その頃の記憶をたどると、店名は定かでありませんがハーモニカ横丁で昔から営業している居酒屋さんに入って〆のお酒とおつまみを頂いたようです。
その当時からハーモニカ横丁の再開発が言われてきて大型ビルの建設などの話を小耳に挟んだことがあります
ハーモニカ横丁から足が遠くなり久しぶりに行った90年代後半は以前と違い某グループの運営するお洒落なカフェバーが登場していました。
それに加えてやきとり店ができて横丁に賑わいが戻ってきたようでビックリした訳です。
各方面の情報によれば、ハーモニカ横丁の地主さんは某法人とのことです。ここ最近の「横丁」ブームのため空き店舗も少なくなり新規に入居できる機会が減っているとのことです。
某グループ店が別形態で色々なお店を出店するのは歓迎ですが、横丁を寡占化するのもいかがなものかと思います。
以前からの私の持論ですが、飲食店を新しく持ちたい独立志向の若い方に機会をあたえるために、ハーモニカ横丁として何らかの方法がないのだろうかと思う最近です。