吉祥寺ベンチマークBLOG

吉祥寺を中心とした中央線沿線での出来事、お店、街の変遷などを書いています。

吉祥寺は集団移転都市

3.11の震災で復興後の住民の移転に関しても色々な計画が考えられています。

有名な話ですが、私の愛する吉祥寺も明暦の大火で焼け出された吉祥寺門前周辺の住民が移り住んだ街です。お寺(吉祥寺)は駒込に現存します。

やはり計画都市の特徴として、碁盤の目まではいきませんが道が縦横平行になっています。

近隣の「牟礼」周辺の道は農家の田畑の名残でかなり入り組んでおり、夜に知らない人が車で通ると迷ってしまいそうです。

吉祥寺の街ができてから中央線が開通したため、「道路」に対して「線路」が平行になっていないのが地図を見ているとよく分ります。

本来はメインストリートだった中道通りが吉祥寺『駅』により遮断されて、現在の末広通り迄は一本道だったとのこと。現在真っ直ぐ行くと前進座付近の井の頭通りにつながっています。

五日市街道と井の頭通りを結ぶ、吉祥寺通り(東急大通り)と吉祥寺大通は道幅が広く、サンロードと平行に走っています。

吉祥寺通りは東急百貨店、パルコ、北側に少し行くと第一ホテルなどあります。

吉祥寺大通は西友ヨドバシカメラがあり、各企業が入居しているオフィスビルの多い通りです。

近鉄百貨店(東京本店、都内唯一の店舗)があった頃は週末でも、それほど人が多く歩いている印象はありませんでしたが、ヨドバシカメラが開店後は人の流れが変わってしまい本町新道の信号待ちの人がかなり多くなりました。

余談になりますが、この本町新道から吉祥寺大通を渡る信号の待ち時間が長くなっています。これは右折する車が歩道で止まることなくスムーズに曲がれるように、横断歩道の信号の青とは別々になっているためです。

本町新道から伊勢丹やロフトの駐車場に入る入庫待ちの車が列をなすため、サンロード信号を越えた付近で係員が「満車」のプラカードを掲げて渋滞の緩和を図っているようでした。

<2011年3月掲載>