吉祥寺ベンチマークBLOG

吉祥寺を中心とした中央線沿線での出来事、お店、街の変遷などを書いています。

イオンモール吉祥寺がオープンする日

パルコは昔セゾングループのファッションビル部門でしたが、不良債権処理の過程で2001年に森トラスト筆頭株主になりました。

その後に森トラストの出資比率の拡大に伴う買収防衛策のためパルコが日本政策投資銀行との資本業務提携するなど色々な動きがありました。

今回イオンがパルコ株を12%取得して店舗の共同運営を提案したとのことです。

タイトルのようなことは冷静に考えて、現実問題可能性はほぼないと思いますが.........

話は逸れますが、昨年に吉祥寺駅ビルがロンロンからアトレに変わりました。

ロンロンは昭和40年代から吉祥寺にある駅ビルで、商売っ気のない国鉄施設時代を考えると斬新なイメージを持っていた商業施設です。

ロンロンの運営会社がJR系ビル開発会社に吸収合併された事と、駅ビルの改修にともないアトレのビル名に統一、改称されました。

昨年に吉祥寺で良く行くお店の老若男女色々な人と会話をする中で、ロンロンの名前がなくなる事に対してやはり皆さん口をそろえて「寂しい」「違和感を感じる」と言っていましたね。

ボクも吉祥寺デビューした時、最初に降り立った商業施設でしたから本当に寂しい思いをしました。

学生時代に自宅から大学には十分通学できる距離住んでいるのに「ロンロンで買い物がしたいために吉祥寺に住んだ」という友達もいたのです。

彼は今頃どうしているのか?これを知ったらショック受けるだろうなと、ふと頭を過ぎりました。

人口減少による内需の頭打ちを考えると、これからも小売店など商業施設の資本提携、合併吸収の流れは止まらないように思います。

でもパルコ『吉祥寺』だけはパルコのままでいて欲しいですね。