吉祥寺ロフトに西武スポーツがあった時代
先日コピス吉祥寺へ行った帰り、ロフト前を通った際に一瞬デジャブが浮かんできました。90年代前半ここには西武スポーツがあったんだと思い出しました。
現在ロフトになっていますが「西武スポーツ」時代はあらゆるカテゴリーのスポーツ用品やウェアが取り揃えてあり、ここに行けばスポーツ用品関係は何でも揃えることできると重宝したものです。
1階にはJリーグができる頃からオフィシャルショップがあり、サッカーの盛り上がりを肌で感じました。
上階に行くとウェートリフティングやボディービルのショップがあり、店員さんも筋肉隆々でした。
今は見ることが少なくなりましたが、大学生がおそろいのウィンドブレーカーやTシャツなどを作れるショップもありました。
近隣の大学の各サークルのサンプルが展示されており、女子大生の写真とセットで飾ってあり「いいな~」と思った記憶があります。
野球コーナーには高校野球シーズンに出場校のユニフォームが飾ってあり、実物のユニフォームはかっこよく感じたものです。
催事場には有名スポーツ選手がトークショーに訪れ、私が見た中で一番印象的だったのはヤクルトスワローズの長嶋一茂選手でした。
キャラクターも思ったような感じで面白い話をしてもらいました。残念ながら内容は失念です。
余談になりますが、西武スポーツの正面入り口は本町新道側である事を西武の関係者から聞きました。
バブル崩壊からスポーツ用品業界不況とと西武セゾングループの業績悪化のため当時は西武グループのロフトに転換して今に至っています。
ロフト自身も東急ハンズの模倣だと最初思っていました。DIY的要素の強い東急ハンズに対して、ロフトはファッショナブルでお洒落な品揃いであることに気づきました。
その後セゾングループの再編により、ロフトも独立会社になったことには時代の流れを感じます。
余談ですが、西武スポーツで働いていた筋肉隆々のスタッフの方を西武百貨店渋谷のスポーツ売り場で偶然見かけてなぜか嬉しい気持ちになりました。これも10年以上前の話になります。