吉祥寺ベンチマークBLOG

吉祥寺を中心とした中央線沿線での出来事、お店、街の変遷などを書いています。

ロンロン市場

吉祥寺アトレ1階西側にある食料品売り場「ロンロン市場」は以前の駅ビル名ロンロンの名前を引き継いでいます。

 

数年前に週刊東洋経済「流通サバイバル」特集号で吉祥寺アトレが取上げられていました。

 

記事によれば(一部引用)

ロンロンからアトレに改装した際に「はなびの広場」や「ゆらぎ広場」などの公共スペースを充実させたことにより店舗面積は13%縮小。

吉祥寺駅周辺は飲食店が多いことから、競争が激しいためレストランスペースも半減したとのことです。

この選択と集中により、坪単価は逆に12%以前より伸びた

との内容が掲載されていました。

1階の食品売り場は生鮮食料品の品揃えを充実させたことにより、ファッションフロアーに来店する若い女性以外にも、幅広い年齢層の集客に成功しているようです。

 

JR東日本は画一的な店舗開発をするのではなく、地域特性や沿線の顧客の動向に合わせた「街づくり」に力を入れているそうです。

国鉄時代のロンロンから考えると、よい意味での変身振りには時代の流れを感じえずにいれませんね。

私も普段は何気なく通り過ぎているアトレの1階でしたが、旧名「ロンロン市場」が残っていることは嬉しく思います。