吉祥寺の書店あれこれ
JR中央線や井の頭線、または出張時の新幹線やバスの中で、最近はスマートフォンや携帯電話を眺めたり操作している人が多くなりました。
個人的に移動中は仕事のスケジュール調整で手帳を開いたり、人生のことなど考えたり、瞑想に浸ることが多いです。
それ以外の時間は読書の時間に当てています。他に寝る前の時間や隙間時間を有効に使うために読書は大事な自分の至福のひと時です。
日経新聞などで取り上げられていた書籍や、読んで面白かった著者の他著書は2000年代に入ってからはamazonをはじめネット販売で買うことが多くなりました。
しかし書店に足を運んで、手にとってパラパラ中身を見て買う醍醐味は欠かせないものです。
吉祥寺は意外なのですが出版不況の中でも大型店の開店により書店の(売り場面積)がこの数年増えている(閉店しているお店もありますが..)街です。
主だった思い浮かぶ吉祥寺のお店は
⇒アトレ内にある本屋、ロンロン時代に弘栄堂書店がありました
○紀伊国屋百貨店
⇒東急百貨店内上階にあります、10年前にフロアーが変わり少し売り場面積が減りました
○パルコブックセンター(リブロ)
⇒パルコ地下2階にある。セゾングループの再編により店名や組織の変更
⇒京王グループの書店、旧ビルが再開発のため丸井に移転後キラリナに復帰
⇒伊勢丹跡コピスにできた大日本印刷傘下の吉祥寺最大書店。まるで図書館のようです
○ブックスいずみ(閉店しました)
⇒駅南口を出て右折すぐのお店。TBS「うちの子にかぎって」で所ジョージ扮する教師が立ち読み
○ブックスルーエー
⇒サンロード内にある個人書店。昔は『喫茶』ルーエだったと人から聞きました
上京して吉祥寺デビューした20数年前は紀伊国屋とパルコブックセンター、弘栄堂書店が三大書店でした。
各々旧ロンロン、パルコ、東急の店内にあり、利便性で「すみわけ」ができていたように思います。
その後に啓文堂書店やジュンク堂書店などの大型書店が出店して競争が激化しました。とにかく品揃えが多く検索機もあり便利になりました。
その一方で個人書店が生き残るには、上記の『ブックスいずみ』さんのように営業時間を23:30まで延ばして、若い人が好む漫画や文庫本の売れ筋中心の品揃えにして相当工夫されていると聞いたことがあります。
ブックスルーエさんの書店経営に関する本を昔読んだことがあるのですが、休みも少なく、とにかく仕事に邁進する姿に感動しました。大手に負けずにこれからも頑張って欲しいですね。