『俺たちの旅』に見る吉祥寺風景
1975年頃に日本テレビ系で放送された青春ドラマ?の俺たちの旅が数年前にBSジャパンでも深夜枠で再放送されていました。
吉祥寺が舞台になっており、その当時の吉祥寺の風景が出てくるのでHDD録画して早送りで興味深く視聴していました。
時代背景としてはオイルショックによる就職難で卒業の近い*カースケ(中村雅俊)とオメダ(田中健)が就職活動に奮闘する姿や、サラリーマンとしての生活に馴染めないグズ六(秋野太作)など現在と重なる部分が垣間見れます。
*カースケはそれ程真剣に就活はしていない様子でした。
このドラマをリアルタイムでは見た記憶はないのですが、高校3年生の部活を引退してからベルが鳴ると速攻で家に帰り再放送(16:00)を見ていました。
当時、田舎の高校生だった私は東京での大学生活への憧れを持って見ていた記憶があります。不思議な事に吉祥寺が舞台であった事を知ったのは上京後です。
今となっては理由は思い出せませんが、その頃自分は吉祥寺にある某S大学を志望していたようです。
残念ながら試験日程が合わなかったので受験はしませんでした。
さて、ドラマで出てきた吉祥寺の風景としては
○サンロード
○元町通りと旧伊勢丹、東急百貨店
○井の頭公園
などがここ数回は出てきました。
かなりセピア色感じたのですが、今はなくなった伊勢丹が印象的です。また喫茶店の2階からからサンロードを眺める風景があります。
前々回で気になったのは東急百貨店に出る手前に、かなりの広さで更地があり、なにか大きな建物ができる気配を感じました。
やはり井の頭公園に関しては、テレビ画面で見る限りボートや池、噴水、屋外ステージ、七井橋、樹木、井の頭線高架、背景になっている吉祥寺通りに面したマンション(メゾン井の頭、井の頭パークサイドマンション)などほとんど変わりない気がしました。
これも公園という特殊な場所ならでは思います。このマンションは昭和40年代からあったのですね。
撮影当時は20代だった中村雅俊はじめ、出演者は還暦を迎える方達も多く、中には鬼籍に入られた役者さんもいることを考えると年月の長さを感じられずにはいられません。
この話を吉祥寺の某飲食店の30歳過ぎのスタッフに話したら、全く反応がありませんでした。
やはりジェネーレーションギャップがあることを再確認しました。ボクも昔の人ですね。(笑い)