吉祥寺ベンチマークBLOG

吉祥寺を中心とした中央線沿線での出来事、お店、街の変遷などを書いています。

成蹊大学周りの小道

五日市通り沿い成蹊大学正門の対面のガス灯が目印の老舗の「カフェ・ドゥ・レジェール」があります。

店主さんの話として「お店をオープンした28年前(1983年頃)は大学と住宅の間にはお店がぼつぼつとあっただけでした」とありました。

確かに1980年代に成蹊大学に遊びに行った記憶を紐解くと、当時は現在ほど五日市街道沿いにお店は多くありませんでした。

思い起こせばローソンができたのは1990年代に入ってからです。吉祥寺大通にあるローソンで成蹊大学前店にいた店員さんの顔を見つけました。

悪まで推測ですが、2つのお店のFCオーナーさんが同じかもしれません。

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当時の成蹊大学正門通り(五日市街道から正門まで)は整備されてなく、駐車禁止の看板があるにも関らず、学生のモノと思われる自動車が路上駐車してあり混沌としていた記憶があります。

その車もカローラなどの大衆車ではなく、外車や高級車を目にしたので、やはり成蹊大生の親の年収の違いを感じさせられました。(注釈:一部の学生だと思われますが)

自分の通っていた都内某大学の友達の親の職業と言えば、サラリーマンと中小企業事業主の子供が殆どで、自分専用の車を持っている人間も稀でした。持っていてもマーチかスカイライン他。

後は五日市街道沿いに長い間モスバーガーがあった記憶が残っています。それと五日市街道に面する歩道橋下のお蕎麦屋尾張屋)さんはかなりの歴史を感じさせれます。

ネット情報によれば、関東大震災で校舎を焼失した成蹊大学が現在の場所に移転した翌年の創業で90年近い歴史のあるお店です。

有名な話ですが、尾張屋さんはOBの中井貴一氏が成蹊の学生時代に訪れ食べたメニューがテレビで取上げられました。

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現在はレンガ歩道になっている欅並木の成蹊大学の正門左脇から高等部とグランドにつながる道ですが、四季折々の風景を見せてくれる大好きな散歩道の一つです。

友人の成蹊大生はタフな人で、昼休みに歩いて吉祥寺のサンロードまでお昼ごはんを食べに行って戻って午後の授業を受けたり、部活動をしていたと言っていました。

体育会の部活動も盛んで、現在は分りませんがスポーツ推薦がなかった頃なので、一般入試を通った学生がほとんどだったようです。